2014年3月30日日曜日

過去世回帰(3)キアからのメッセージ

過去世回帰の瞑想の2回目を行っていたときのことです。
ドリーンの声に導かれて、わたしはキアに話しかけてみることにしました。
心の中で、キアに質問を投げかけると、静かに答えが返ってきます。

—あなたの今の気持ちは?
—穏やかです。

—あなたの人生の中で、あなたは一人でいることも多かった。
 人生を振り返って、寂しくはなかったですか?
—たしかに家族との縁は薄かったけれど、果たすべき仕事を果たせて、満足しています。

過去世のキアから、たくさんの言葉が返ってきました。
過去の自分、と考えるととても不思議なのですが、
そのときの人生で学んだ知識を伝えたい、という強い想いを感じました。


—あなたの人生はわたしの人生にどう影響しているのでしょう?
—人との関係、対処の仕方について影響しています。説明をしましょう。

わたしは限られた環境の中で生活していました。
わたしが会った人々も、限られた人々です。
人との付き合い方は決して上手ではありませんでしたが、それを悩みはしませんでした。
わたしは本を通して自己表現することで深い満足感を得ることができたからです。
多くの人にメッセージを届けることで、多くの人々とつながることができました。

その本は修道院での生活の中で気付き、人々に伝えたいと思ったメッセージをまとめたものです。
神様について、生活について、そして愛についての本なのです。
その本を書けたことで、わたしは自分の大切な仕事を果たしたと感じています。

一方、あなたはわたしの生きた時代とは大きく異なる世界で生活しています。
あなたが出会う人々の数はわたしの比ではありません。
それらの人々と接していくことは簡単なことではないでしょう。

あなたがテーマに選んだ自己主張についてですが、自己主張は何だと考えていますか?
わたしが言えるのは、自己主張をするということより、
まず自分の意見を持つことがもっと大切だということです。

自分の信念をしっかりと持つことで、相手に合わせ過ぎることもなくなり、
相手からたとえ受け入れられなかったとしても、
必要以上に思い悩むこともなくなります。

自己主張は相手の意見を変えさせるために行うのではなく、
あなたが自分を表明する機会なのです。
そして、自分の信念を持ち、意見を持つということは、
あなたが自分を大切にする、ということです。
難しく感じたときにはそれを思い出してください。

もう一つは家族についてです。
わたし自身が家族との縁が薄かったこともあり、
あなたも同じような状況にあります。
あなたはある役目を持って、あえてそのような家庭に送り込まれたかもしれません。

もしその役目が終わったのなら、距離ができたことも自然です。
罪悪感を持つ必要はありません。
あなたは新たに家族のつながりを得ることになるかもしれません。
その家族を大切にしてください。
家族でなくても、人生の中で出会う人々を、大切にしてください。

—今のわたしについてのメッセージはありますか。
—あなたはまだ旅の途中です。旅の半分までも来ていません。
これからたくさんのことを学ぶでしょうし、たくさんの人とも出会います。
今、もしどこかに落ち着こうとしているなら、それは難しいでしょう。
あなたの本質は移動することで、だからこそどこかにとどまることに
憧れがあるのでしょうが、本質を生かすことで、いろいろなことがうまく流れるようになります。

あなたはみな自分を置いて行ってしまうと感じています。
だから愛を信じられないと。
こうは考えられませんか。
あなたはその時々に必要な愛はきちんと受け取っています。
しかし、あなたが旅立たなければならないとき、あなたはその愛を後にする勇気があるのです。
愛は変わることはありません。
あなたはこれまでも愛とともにあったし、これからも愛とともにあるでしょう。
あなたを待っている愛を、信じてください。

そう言うと、話すべきことはすべて話した、というように軽くうなづき、
キアは遠くの光へ向かって歩いて行きました。


過去世回帰(2)キアの生涯
過去世回帰(1)キアとの出会い




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